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サバイバル / RPG / ミニゲームよくある質問

BlockWatcher

拠点の保護領域の作り方から、ブロックや動物の履歴、荒らしの検知、運営による調査・復旧まで、BlockWatcherの機能を詳しく説明します。

確認日:2026年10月27日 / サーバー導入版:BlockWatcher 3.1.17

BlockWatcherについて

BlockWatcherは、建築物の保護と操作履歴の記録、荒らしが疑われる行動の検知に使うプラグインです。ブロックを置いた人と変更した人を照合し、被害があったときの調査や復旧に役立てます。

一般参加者は、自分の拠点を囲む「保護領域」を作り、共同建築をする人をメンバーに登録できます。履歴の詳しい調査や復旧、利用制限の操作は、権限を持つ運営が行います。

機能できること
保護領域範囲を指定して、メンバー以外による設置・破壊などを防ぎます。
所有・操作の記録ブロックの所有者、変更した人、変更前後の状態、場所と時刻を記録します。
動物や設置物の記録育てた動物、村人、額縁、絵画などの所有関係と被害を調べます。
荒らしの検知所有情報や行動の記録をもとに、確認が必要な出来事をまとめます。
Webでの確認閲覧用の履歴画面と、ログインが必要な運営用の管理画面があります。
復旧保存された履歴をもとに、対象者による変更を戻します。

まず拠点を守りたい方は、保護領域を作る手順からお読みください。チェストの中身を守るには、Boltの施錠も設定してください。

保護領域を作る

領域は、2点を対角とする直方体です。横幅と奥行きだけでなく、高さも指定した範囲に限られます。家の地下室や屋根まで含めたい場合は、上下の選択位置にも注意してください。

  1. 設定モードに入る

    /bw setting を実行します。専用の道具を持つ必要はありません。

  2. 対角の2点を選ぶ

    ブロックを左クリックすると1点目、右クリックすると2点目になります。両方とも同じワールド内で選んでください。選択した座標はチャットに表示されます。

  3. 領域名と自分の名前を指定する

    /bw done 領域名 自分のプレイヤー名 を実行します。たとえば領域名を myhome にする場合は、/bw done myhome 自分のプレイヤー名 です。「自分のプレイヤー名」は、実際のゲーム内の名前に置き換えてください。

  4. 作成完了の表示を確認する

    領域の番号と名前が表示されると作成完了です。設定モードも終了します。途中でやめる場合は、もう一度 /bw setting を実行します。

作成条件一般参加者の上限・指定方法
領域数所有者1人につき3領域まで。
大きさ1領域につき200万ブロックまで。両端を含む横幅 × 高さ × 奥行きで数えます。
領域名1〜64文字。コマンドで指定しやすいよう、空白を入れない名前にしてください。同じ名前の領域は作成できません。
範囲の重なり既存の保護領域と重なる範囲には作成できません。
所有者一般参加者が指定できるのは自分自身です。他人を所有者にする操作は管理者用です。

共有・解除と一般用コマンド

共同で作業する相手は、領域のメンバーに登録します。追加・削除・領域の解除は、その領域の所有者または管理者が行えます。対象者には、サーバーへの参加実績が必要です。

/bw add 領域名 プレイヤー名

指定した人を、その領域の許可メンバーに追加します。

/bw remove 領域名 プレイヤー名

許可メンバーから外します。

/bw delete 領域名

保護領域を削除します。建物は残りますが、BlockWatcherによるその領域の保護はなくなります。

一般参加者が使うコマンド一覧

コマンド使い方
/bwサブコマンドの案内を表示します。表示される操作のうち、調査・復旧・管理用のものには別の権限が必要です。
/bw setting2点を選択する設定モードを開始・終了します。
/bw done 領域名 自分の名前選択した範囲を自分の保護領域として登録します。
/bw add 領域名 相手の名前領域にメンバーを追加します。
/bw remove 領域名 相手の名前領域のメンバーを外します。
/bw delete 領域名自分が所有する保護領域を削除します。

/bw は /blockwatcher の短縮形です。どちらの表記でも使えます。名前を変更した相手や統合版の参加者を指定するときは、サーバー上のプレイヤー名を確認してください。候補がある項目ではTab補完も使えます。

保護される操作

領域の所有者と許可メンバーは、領域内で建築作業を行えます。メンバーに入っていない人の操作や、領域をまたぐ変化には次の制限があります。

操作・出来事保護の内容
ブロックの設置・破壊領域の所有者・メンバー以外による設置や破壊を止めます。ベッドやドアなど、複数のブロックでできたものも確認します。
バケツ権限のない人が領域内の水・溶岩をくんだり、流したりする操作を止めます。
水・溶岩の流れ保護領域の内外や、別の保護領域との境界をまたぐ流れを止めます。同じ領域内の流れは境界制限の対象外です。
着火・燃焼許可されていない人などによる領域内への着火を止め、領域内のブロックの燃焼も防ぎます。
爆発実行者の権限を確認し、許可されていない領域内のブロックを爆発の破壊対象から外します。実行者を特定できない爆発やブロック起因の爆発でも保護を確認します。
ピストン移動元と移動先が別の領域に属する場合や、領域の内外をまたぐ場合は移動を止めます。
編集コマンド検知対象のワールドでは、対応する編集コマンドの対象範囲も保護情報と照合します。詳しくは他プラグインとの連携を参照してください。

保護情報を読み取れないときは、保護対象の操作が安全のため中止されることがあります。その場合は、表示されたメッセージを運営へお知らせください。

ブロックの所有記録

ブロックを設置すると、場所・種類・設置した人・時刻が記録されます。ほかの人がそのブロックを壊したり、別のブロックに置き換えたりしたときに、元の所有者と操作した人を照合します。

間違えて壊してしまった場合

追跡対象のブロックを壊したあと、60秒以内に同じ座標へ同じ種類のブロックを置き直した場合は、修繕として扱います。BlockWatcherの所有者を元の人に戻し、その破壊についての干渉イベントは作成しません。

60秒を過ぎてから同じ種類を置き直した場合は、破壊の記録を残し、新しく置いた人を所有者にします。別の種類への置き換えは、この60秒の修繕と同じ扱いにはなりません。

ここで省かれるのは、所有者の違いを調べるための干渉イベントです。内蔵の操作履歴やCoreProtectの履歴まで消えるわけではありません。チェストの中身や装飾の状態も、同じ種類のブロックを置くだけで元に戻るとは限らないため、被害が残った場合は運営に相談してください。

壊れた場所に残る所有情報

復旧に使う元の所有者の情報は、設定上7日間保持します。この保持期間と、置き直しを修繕として扱う60秒は別のものです。所有情報が残っている間でも、60秒を過ぎた同種ブロックの再設置で、元の破壊記録が消えることはありません。

周囲の変化も記録する

壁や床を壊したことで外れる装飾、ピストンで移動したブロックなども追跡します。他人のブロックの隣に設置した記録は、調査の補助として残りますが、隣接しているという理由だけでは荒らしのリスクに加算しません。

自分のブロックを壊した場合は、現在の設定では干渉イベントから除外します。BlockWatcherに設置記録がない場所は、CoreProtectの設置履歴を参照して所有者の確認を補います。

水・溶岩・火・爆発の記録

水や溶岩は、バケツを使った人と、そのあとに流れた場所を追跡します。火についても、着火・延焼・燃焼による変化を記録し、分かる範囲で原因となった人に結び付けます。

対象記録・調査の内容
バケツと流体水・溶岩を置いた操作、くんだ操作、流れ、液体の水位変化を記録します。
水・溶岩による被害他人の設置物への流入や破壊を、元の所有記録と照合します。
火着火、火の広がり、燃えたブロック、火が消えた変化を追跡します。
液体同士の反応水と溶岩の接触などでブロックが生成される変化も、環境履歴として記録します。
せき止めていたブロックの破壊水・溶岩を直接置いた人とは別に、支えを壊して流出させた操作も調べます。
爆発TNTなどで壊れたブロックと、特定できる場合の実行者を記録します。
再起動後の追跡残っている水・溶岩・火の所有情報をデータベースにも保存し、再起動後の追跡に利用します。

自然の水・溶岩や、原因となった人を特定できない変化は、プレイヤーが置いたものと区別します。水を普通に使ったことや、自然の地面へ流したことだけを、他人の建築への被害と同じには扱いません。

復旧時には、記録された流れや延焼の範囲も調べます。復旧中に流体や火が再び広がらないよう、対象地点の環境変化を一時的に抑えて処理します。

チェストの履歴と施錠

コンテナに関する機能は、施錠・操作履歴・盗難判定に分かれます。現在のサーバーでは次のようになっています。

機能現在の扱い
Boltによる施錠/lock で手動設定します。自動ロックは無効です。
BlockWatcherの内蔵操作履歴有効です。開いたときと閉じたときの内容を比較して、アイテムの追加・取り出しを記録します。
所有者の違いによる盗難判定tracking.container.enabled が無効のため、現在は使いません。操作履歴の保存とは別の設定です。

内蔵履歴の対象は、チェスト、トラップチェスト、樽、シュルカーボックス、ホッパー、ディスペンサー、ドロッパー、かまど、溶鉱炉、燻製器です。アイテムの種類と数に加え、保存可能なアイテムの情報も記録します。

複数人が同時に開いた場合や、ホッパーなどで中身が動いた場合は、誰の操作による変化か判断しにくくなります。そうした変化を特定の人の取り出しとして扱わないための確認を行います。閉じたときの差分が中心なので、あらゆる移動操作を1件ずつ記録する方式ではありません。

盗難判定を有効にする場合は、コンテナの所有者と中身の減少、取得者を照合し、設置直後の猶予時間も使って調べます。この機能が無効でも、チェストの施錠や内蔵操作履歴の設定は独立しています。

動物・村人・額縁などの記録

ブロック以外にも、ほかのプレイヤーが育てたり設置したりしたものを調べます。所有者が確認できるかどうかを重視し、野生の動物やプラグインが名前を付けたMobを、表示名だけで誰かの所有物とは判断しません。

対象所有者の確認と記録
繁殖させた動物繁殖した人を子の所有者として記録します。未登録の親にも所有情報を付けます。
村人の自律繁殖親の所有情報を引き継ぎます。情報がなければ近くのプレイヤーや保護領域の所有者を手がかりにします。
手なずけた動物犬・猫・馬などの手なずけた所有者を確認します。
村人取引した人や、治療時の周辺プレイヤーの情報を所有記録に利用します。
名札で名付けたMobプレイヤーが名札を使った操作から所有情報を付けます。すでに別の所有者が記録されている場合は、その情報を優先します。
額縁・光る額縁・絵画設置した人、取り付け先のブロックの所有者、保護領域などを照合します。支えの破壊による脱落も調べます。
防具立て・乗り物など設置した人など、所有者を確認できる記録を用います。
水・溶岩・火による被害記録された流体や火の原因となった人を照合し、直接攻撃以外の被害も調べます。

復旧のために保存する情報

対象の種類、位置、向き、名前、装備、所有者、年齢などを保存します。対象に応じて、額縁の中身と回転、絵画の種類、羊の色、馬の能力、防具立ての装備、収納の中身、村人の職業・取引情報なども復旧に使います。

本人の所有物を本人が処理した場合と、他人の所有物への被害は区別します。保護領域のメンバーかどうかも調査に使いますが、記録の種類によって確認方法が異なるため、メンバーであれば他人のペットなどを自由に処理できるという意味ではありません。

NovaQuestのしもべ・使い魔・レンジャーの召喚NPCなどは、専用の識別情報を使って、被害検知や復旧記録から除外します。これらのコンテンツを通常のペットや展示物と取り違えないための対応です。

荒らしの検知

管理画面では、この検知機能を「GriefAI」と呼んでいます。判定はサーバー内で行い、行動の記録と所有・保護情報を照合して、確認が必要な出来事を事件としてまとめます。

検知の対象になる行動

行動確認する内容
他人の設置物の破壊・置換設置所有者と変更した人が異なるか、領域の作業権限があるかを確認します。
重要設備の破壊チェスト、ビーコン、スポナー、貴重な素材のブロックなどについて、他者所有・保護情報を確認します。
水・溶岩・延焼による被害他人の設置物の所有情報と、被害を起こした流体・火の情報を照合します。
所有されているMobや設置物の破壊所有UUID、設置者、手なずけた所有者、領域の所有者などを確認します。
短時間の大量設置・破壊時間内の操作回数を調べます。Java版と統合版には別の回数基準を使います。
危険なブロック・着火・爆発TNT、リスポーンアンカー、ウィザーの頭などの設置や着火、プレイヤー起因の爆発を調べます。
支えの破壊による放流せき止めていたブロックを壊して水・溶岩が流出した操作を調べます。
チャットの連投短い時間に送られたメッセージ数を調べます。
コンテナの持ち出し盗難判定を有効にした場合に照合します。現在のサーバーでは、この判定は無効です。

対象ワールド

GriefAIの事件判定は、通常のオーバーワールド・ネザー・エンドに限定しています。SnowRPGやDivineRPGなど、ほかのプラグインが作る独自ディメンションは対象外です。

ブロックの所有記録や内蔵履歴の対象は別に設定されており、現在はワールドを限定していません。「事件判定の対象外」と「履歴を一切保存しない」は異なります。

通常の建築と区別するための確認

領域の所有者・許可メンバーによるブロック作業は、GriefAIの被害加算から除外します。操作履歴は保存します。隣への設置や、短時間の大量操作といった行動だけで、他人への被害が確定したことにはしません。

管理者向けの除外権限や、ローカル・LANからの接続を事件判定から外す設定もあります。これらも、操作履歴そのものの記録設定とは別です。

リスクの評価と自動処置

リスクは0〜300の範囲で表示します。既定では直近180秒の根拠を使って評価し、30分以内の関連する記録を1つの事件にまとめます。事件をまとめる時間と、点数を計算する時間は異なります。

管理画面には、事件の中で最も高かった値と、直近の値の両方が表示されます。昔の高い点数を、そのまま次の操作に足し続ける仕組みではありません。一方、同じ時間内に再接続しても、保存された直近の根拠は引き継ぎます。

点数の考え方

  • 通常のブロック破壊は、繰り返し回数による加算を調整します。
  • 他人の設置物への水・溶岩・延焼の被害は、記録された被害ごとに加算します。基準となる重みは、水10・溶岩15・延焼20です。
  • 実被害を確認できていない予兆は、合計24点までに抑えます。実被害に予兆が加わった場合の裏付け加算も6点までです。
  • 複数の種類の被害が確認されたかどうかも評価に使います。管理画面には、件数・種類・寄与した点数と、その根拠を表示します。
  • 初参加から24時間以内のプレイヤーには、既定で根拠の重みを1.15倍にする補正があります。これは累計プレイ時間によるバケツなどの使用制限とは別です。

表示される「信頼度」は、記録の量や種類から計算した判定の目安です。正解率を実測した数値ではないため、運営は内容と履歴を確認して対応します。

現在の自動処置

設定・条件現在の扱い
GriefAIの検知有効です。
低い点数で行う任意の自動BAN無効です。45・95・145の既定値は、管理画面の表示区分や任意処置の基準に使います。95に達しただけで、現在の設定から自動BANになるわけではありません。
リスク300への到達任意の自動BAN設定とは別に、BANと過去7日間を対象とする復旧処理を開始します。復旧には保存履歴や実行結果の確認が必要です。
旧方式の件数によるAutoBan無効です。GriefAIとは別の互換機能です。

検知されたことだけで、すべてが処罰対象になるわけではありません。誤りが疑われる場合は、時刻と場所、行っていた作業を添えて運営にお問い合わせください。

Webの履歴画面

BlockWatcher本体には、閲覧専用の「公開イベント一覧」と「保護領域一覧」があります。ここで説明している紹介ページとは別の画面です。サーバー側の履歴画面へのアクセス先は、運営の案内をご確認ください。

画面確認できる内容
公開イベント一覧ID、時刻、ワールド・座標、元の所有者、操作した人、破壊・置換・流体・隣接の種別、変更前後のブロック、記録元を表示します。
絞り込みワールド、指定時刻以降、表示件数、所有者名、操作した人の名前で絞り込めます。
保護領域一覧領域名、所有者、ワールド、2点の座標、許可メンバーを確認できます。
自動更新新しい記録や領域変更を受け取り、約30秒ごとの再取得も行います。通信が切れた場合は再接続・定期同期に切り替わります。

公開イベント一覧に並ぶのは、主に所有関係を照合した干渉の記録です。内蔵のすべての設置・破壊履歴、アイテムの出し入れ、管理画面の事件一覧が、同じ一覧へすべて表示されるわけではありません。閲覧画面からBANや復旧などの管理操作はできません。

運営の調査・対応

ここからは、権限を持つ運営向けの機能です。Web管理画面はログインが必要です。一般参加者が領域のメンバーになっても、管理画面や復旧コマンドを使えるようにはなりません。

機能できること
全体の状況観察中・要確認・処置済みなどの件数と、リスクの高い事件を確認します。
事件の検索プレイヤー名・UUID、状態、Java版・統合版、最高リスクの下限で絞り込みます。
事件の詳細発生時刻、場所、主な理由、根拠の件数、最高値と直近のリスク、種類ごとの点数を確認します。
時系列の根拠どの操作が、どの所有・保護情報によって検知されたかを順番に確認します。
発生場所の地図発生地点を中心に周辺の地表を表示します。読み込まれていないチャンクは不明として表示し、地図表示のための新規生成は行いません。過去の被害状況を撮影した画像ではありません。
処置BANして変更を復旧、BANのみ、復旧のみ、BAN解除を選べます。
調査結果確認メモを残し、解決済み・誤検知として閉じる・要確認に戻す操作ができます。
操作監査誰がどの管理操作をしたか、その処理結果を確認します。
設定変更検知、任意の自動BAN、BAN後の自動復旧、点数の基準を変更できます。リスク300時の処置は別の条件です。
ログイン管理管理画面のパスワード変更とログアウトができます。

処理中の重複実行を防ぎ、BANと復旧の状態を別々に保存します。受付・待機中・完了・一部失敗・失敗などの結果を確認できるため、「ボタンを押せた」だけで復旧完了とは扱いません。

既存機能との互換性

互換用の管理APIには、干渉履歴の検索・削除、繁殖Mobの被害一覧、操作した人ごとの集計、旧AutoBanの設定・領域別のしきい値、保護領域の削除・所有者変更・メンバー編集などもあります。干渉履歴の検索では、期間、所有者、操作した人、ワールド・座標範囲、変更前後の種類、操作種別などを指定できます。

旧AutoBanには、一定期間のブロック被害件数や持ち出し数、新規参加者だけを対象にする基準、チャット連投、領域別の基準、処置後の復旧範囲を設定する機能があります。現在は旧方式による自動処置を無効にしています。これらの互換機能と、GriefAI管理画面から行う操作は区別しています。

管理操作にはログインと操作確認用の仕組みがあり、ログインの試行回数も制限します。

復旧の範囲と条件

ロールバックは、指定した人による変更を、保存されている履歴に沿って戻す操作です。CoreProtectとの連携とBlockWatcherの内蔵履歴を使い分けます。

対象復旧の内容
ブロック設置・破壊・置換をたどり、変更前の種類や向き、保存されているブロック情報へ戻します。
複数部分のブロックベッド、ドア、背の高い植物などの関連部分も扱います。
ブロックの詳細保存できた範囲で、収納などのブロック情報、旗の模様、頭のプロフィール、プラグインが付けたデータなどを適用します。
コンテナ記録されたアイテム追加・取り出しの差分を、まとまった取引単位で戻します。現在の内容と照合できない場合は見送ります。
水・溶岩・火流れや延焼、液体の接触による生成も含め、記録に沿って戻します。
動物・設置エンティティ保存されたスナップショットから復元します。所有者や装備、村人の取引、額縁の中身なども対象に応じて復元します。
所有情報ブロックだけでなく、設置所有者や保持中の所有情報も同期します。

CoreProtectと内蔵履歴の使い分け

基本的なユーザー・時間・範囲の指定では、CoreProtectが利用できるときに優先します。詳細フィルターを指定したコマンドは、対応する内蔵処理を使います。事件の復旧でも、流体・火の履歴や、あとから別の人が行った変更がある場合は、内蔵処理へ切り替えて照合します。

処理は履歴を複数ページに分けて読み込み、内蔵処理では1回のサーバー処理に適用する件数も分散します。処理上限を超えた場合や、変更後の状態が合わない場合などは、停止・見送り・一部完了として報告します。

戻せない場合もあります

記録がない変更や、保存期間を過ぎた履歴、ほかのプラグイン固有のすべての状態を再現できるとは限りません。別の人があとから直した場所を上書きしないための確認も行います。復旧件数と見送り・失敗の内容を確認してから、現地の状態を確かめてください。

restore は、ロールバックしたブロックやコンテナの変更を再適用するための操作です。復元した動物などを再び消す処理は、内蔵の restore では行いません。BAN解除も、建物やアイテムの復旧とは別の操作です。

旧版で消えた額縁・絵画の救済

旧版で復元済みになったあとに消失した額縁・絵画には、履歴IDを指定する救済機能があります。候補の一覧と状態を確認し、運営が1件ずつ適用します。意図的に撤去したものかどうかは履歴だけでは判断できないため、一括で再生成する操作にはしていません。実行済み・存在済み・競合などを記録して重複生成を防ぎます。

運営用コマンド

以下は調査・復旧・管理の権限が必要です。一般参加者向けのコマンド一覧とは分けて掲載しています。

コマンド用途と必要な権限
/bw inspectクリックした場所の履歴を調べるモードを切り替えます。blockwatcher.inspect が必要です。
/bw rollback 条件条件に合う変更を戻します。blockwatcher.rollback または blockwatcher.admin が必要です。
/bw restore 条件ロールバックした変更を再適用します。権限はrollbackと同じです。
/bw status記録件数、検知・任意の自動処置、Floodgate・CoreProtectの連携状態を確認します。管理権限が必要です。
/bw reload設定を再読み込みします。検知・旧AutoBanの設定も反映します。Webの接続先と認証設定は再起動後に反映します。管理権限が必要です。
/bw repairhanging list [最後のID]旧版の額縁・絵画の救済候補を最大20件ずつ表示します。管理権限が必要です。
/bw repairhanging check ID対象1件の救済可否を確認します。管理権限が必要です。
/bw repairhanging apply ID確認した対象1件の救済を適用します。管理権限が必要です。

rollback・restoreの条件指定

指定意味
u:名前対象者。名前・UUIDに対応し、複数人はカンマで区切ります。
t:30m / t:1h / t:7d対象にする過去の時間。内蔵処理は秒(s)・分(m)・時間(h)・日(d)・週(w)に対応します。単位を省略した場合は分として扱います。
r:30実行したプレイヤーの位置を基準に範囲を指定します。
r:#global全体を対象にします。ワールドで限定する場合は w:ワールド名 を併用します。
r:#world_ワールド名指定ワールド全体を対象にする表記です。
a:block / a:+block / a:-block内蔵処理の対象操作を指定します。blockは設置・破壊・クリック、+blockは設置、-blockは破壊です。
a:container / a:+container / a:-containerコンテナの操作全体・追加・取り出しを指定します。
a:clickブロックを操作した記録に絞ります。クリック記録だけで、任意の機構や回路の状態をすべて戻せるという意味ではありません。
a:kill / a:entity / a:mob保存されたエンティティの被害記録を対象にします。
b:stone対象のブロック種類を指定します。
i:stone,diamond含めるブロック・アイテムなどの種類を指定します。
e:dirt除外する種類を指定します。
#preview実行せず、対象件数と履歴の抜粋を確認します。
#count実行せず、対象の件数を確認します。
#verbose / #silent内蔵処理の詳細表示・通常メッセージの抑制に使います。

調査の例:/bw rollback u:対象者名 t:1h r:30 a:block #preview。対象者・時間・範囲を確認し、実行するときは #preview を外します。コンソールからは現在地がないため、ワールドや全体の範囲指定が必要です。

権限の区分

blockwatcher.use は一般用コマンドの基本権限です。調査は blockwatcher.inspect、復旧は blockwatcher.rollback、管理は blockwatcher.admin に分かれ、これらは既定でOP向けです。旧AutoBanの除外には blockwatcher.autoban.bypass、GriefAIの除外には blockwatcher.grief.bypass を使います。

他プラグインとの連携

連携先内容
CoreProtectBlockWatcherに所有記録がない場所の設置者調査と、履歴のロールバック・リストアに使います。内蔵履歴も別に記録します。
Floodgate・Geyser統合版の参加者を識別し、Java版と統合版の操作タイミングの違いに合わせた検知基準を使います。
WorldEdit・FAWE対応する編集コマンドと選択範囲を調べ、CoreProtectの差分などを使って変更を追跡します。
NovaQuestしもべや使い魔などを識別し、通常の所有物の被害と混同しないよう除外します。
Boltチェストなどの施錠を担当します。BlockWatcherの領域保護や記録と併用します。

編集操作では、setblock・fill・clone と、WorldEdit系の set・replace・cut・paste・undo・drain・fixlava・fixwater を確認します。BlockWatcherを導入しても、これらのコマンドを一般参加者が使えるようになるわけではありません。

対象位置が解決できない execute 経由の編集は、そのまま推測して処理せず中止する場合があります。直接編集の保護判定は20万ブロック以下に分けて行い、WorldEditの差分取得にも設定上の範囲があります。あらゆるプラグインが内部で行う変更を、無条件にすべて追跡する機能ではありません。

設定・保存期間

2026年10月27日の本番設定と、導入済み3.1.17の既定値を照合した内容です。設定ファイルで省略されている項目は、同梱の既定値を参照しています。

項目現在の設定・基準
所有・内蔵履歴の対象ワールド限定なし。GriefAIの事件判定は通常の3ディメンションに限定します。
ブロックの設置記録有効。自分のブロックを壊したときの干渉イベントは除外します。
領域数・体積一般参加者は1人3領域、1領域200万ブロックまで。
同種ブロックの修繕猶予60秒。旧設定の gracePeriodSeconds の値には依存しません。
破壊後の所有情報7日間保持し、10分ごとに期限切れを整理します。
内蔵のブロック・コンテナ操作履歴既定の保存期間は30日。CoreProtect側の保存設定とは別です。
CoreProtectの設置者照会最大365日分を照会する設定です。実際に残っている履歴の範囲で調べます。
近接・隣接の記録有効。隣接だけではGriefAIのリスクに加算しません。
クリック履歴有効。既定の最小記録間隔は250ミリ秒。感圧板などの物理イベントは既定で対象外です。
コンテナの操作履歴/盗難判定内蔵操作履歴は有効、所有者の違いによる盗難判定は無効です。
GriefAIの時間評価は直近180秒、事件をまとめる期間は30分。
大量破壊・設置の確認10秒間で、破壊はJava版28回・統合版34回、設置はJava版24回・統合版30回が既定の検知基準です。これだけで他者への実被害とは判定しません。
チャット連投の確認既定では20秒間に9件。予兆の評価に使います。
任意の自動処置/上限到達時任意の自動処置は無効。リスク300時のBAN・復旧は別の条件で開始します。
事件の復旧期間現在の設定では過去7日間を対象にします。事件の開始がさらに古い場合は、その時点も含めて照会します。
内蔵復旧の件数1ページ5万件ずつ読み、処理全体には100万件の上限があります。1ページだけで打ち切る方式ではありません。
1回のサーバー処理で適用する件数内蔵のブロック等の復旧は既定100件まで。時間の上限も設けて分散します。
エンティティの復旧有効。既定1000件を1ページとして、続きの履歴も処理します。
WorldEditの記録方式CoreProtectの差分参照。参照期間は24時間、差分対象の体積上限は10万ブロックです。

所有情報の7日、内蔵履歴の30日、CoreProtectへの照会365日は、それぞれ別の用途の値です。すべてのデータが365日間保存されるという意味ではありません。現在の設定だけでなく、保存済みの履歴があるかどうかによっても調査・復旧できる範囲が変わります。

困ったときは

領域を作ったのに、家の一部が保護されません。

2点で選んだ直方体に、屋根や地下室まで入っているか確認してください。領域は高さ方向も選択範囲に限られます。作成時の完了メッセージと座標も確認してください。

一緒に建築する人がブロックを置けません。

領域の所有者が /bw add 領域名 プレイヤー名 で登録してください。別の保護プラグインやイベント側の制限がある場合は、BlockWatcherの登録だけでは解除できません。

領域を移動したり、広げたりできますか?

一般用コマンドには、作成済みの領域を移動・拡張する操作はありません。範囲を作り直す場合は、名前と共有メンバーを確認したうえで、削除してから2点を選び直します。削除から再作成までの間は、その領域の保護がなくなります。

水やピストンが境界で止まります。

領域の内外や、異なる領域をまたいでいないか確認してください。所有者が同じでも、別の領域との境界は同じ領域内とは扱いません。

間違えて他人のブロックを壊しました。

60秒以内に同じ場所へ同じ種類を置き直すと、修繕として扱います。収納の中身や装飾などに被害が残ったとき、期限を過ぎたとき、すでに検知されたときは、場所と時刻を運営に伝えてください。

チェストからアイテムがなくなりました。

チェストの施錠状態と共有設定を確認してください。BlockWatcherの操作履歴が調査に使える場合があります。所有者の違いによる盗難判定は現在無効なので、記録だけを根拠に自動で盗難を確定する運用ではありません。

検知や利用制限に心当たりがありません。

当時のワールド・座標・時刻と、行っていた作業、画面に出たメッセージを運営に伝えてください。管理画面では時系列の根拠を確認し、誤検知として記録することもできます。

壊れたものは必ず元に戻りますか?

復旧には保存された履歴が必要です。保存期間、対象の状態、ほかの人による修繕、プラグイン固有のデータによって戻せる範囲が変わります。現地を大きく変更する前に、分かる範囲の情報を運営に知らせてください。